セブンスは、アメリカのカントリーミュージックアーティスト、ガース・ブルックスの7枚目のスタジオアルバムである。1997年11月25日に発売され、ビルボード200およびトップカントリーアルバムチャートで初登場1位を獲得するなど、商業的に大きな成功を収めた。本作はカントリーの伝統的要素とポップ/ロックの要素を取り入れた音作りが特徴で、アップテンポ曲からバラードまで幅広い楽曲を収めているため、カントリーファンのみならず主流のポップリスナーにも受け入れられ、複数の国で高いチャート成績を記録した。とくにイギリスのカントリーアルバムチャートでは数ヶ月間トップを維持し、国際的なクロスオーバーを果たした点が注目された。
アルバムからのシングルやコラボレーション曲も話題となり、トリシャ・イヤーウッドとのデュエット「In Another's Eyes」は、1998年のグラミー賞でベスト・カントリー・コラボレーション・ウィズ・ボーカル賞を受賞した。さらに、Sevensは翌年のグラミー賞のベスト・カントリー・アルバムにノミネートされるなど、批評面でも高い評価を得ている。この頃のブルックスはライブパフォーマンスやメディアでの露出も多く、アルバムの成功がアーティストとしての地位をさらに強固なものにした。
発売形態では、限定仕様の「First Editions」が777,777枚限定で用意された。これらのファースト・エディションには、CDブックレットに金色のシールが貼られ、CD本体にも同様のマークが付されるなどコレクター向けの特別仕様が施されている。カナダ盤にはジャケットにメイプルリーフ型のシールが貼られており、北米以外ではこのファースト・エディションは販売されなかったため希少性が高い。通常盤はCDやカセットなど当時の一般的なフォーマットで流通し、世界各地で販売された。
総じて、セブンスはガース・ブルックスのキャリアにおける重要作の一つであり、音楽的な幅の広さと商業的成功、受賞歴によって彼の存在感を強めた作品である。