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シミ(Lepisma saccharina)の特徴・生態・人との関わり

銀色の鱗と魚のような動きで知られる小型の無翅昆虫。外見、生態、食性、生息環境、進化史、家庭や収蔵資料での防除について概説する。

概要

シミ(一般に Lepisma saccharina とその近縁種)は、小型で無翅の昆虫で、先細りのニンジン形の体、光沢のある鱗、すばやくくねるような動きによって見分けられる。成虫の体長は通常約12〜25 mmで、色は銀灰色から青みがかった色調を示す。英名の “silverfish” は、この光沢と、流れるような魚のような動きの両方に由来する。夜行性で警戒心が強く、湿度が高く、デンプン質の食物源がある建物内にしばしば見られる。

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形態と解剖

シミは原始的な昆虫で、翅を欠き、無変態発生(孵化時から成虫の縮小版のような姿で、脱皮を重ねながら成長する)を行う。特徴的なのは、長い毛のような触角と、後方へ伸びる3本の尾状付属肢(2本の尾毛と中央の糸状体)である。体表は細かな反射性の鱗で覆われ、これらは表面にこすれ落ちることがある。食物としては糖やデンプンなどの炭水化物を好み、セルロースや動物質の一部も消化できる。

行動・食性・生活環

主に夜間に活動し、シミは強い光を避け、乾燥を防ぐため比較的湿った微小環境を必要とする。食性には、紙、製本、壁紙ののり、布地(とくにデンプンやサイジングを含むもの)、乾燥食品、その他のセルロースまたは炭水化物に富む素材が含まれる。繁殖は直接的な精子移送によって行われ、卵は小さなすき間に産みつけられる。劇的な変態を行う昆虫とは異なり、シミは成虫になってからも生涯にわたり脱皮を続け、条件がよければ数年生きることがある。

生息地と人との関わり

自然下では、落ち葉の堆積、石の下、その他の湿った隠れ場所に見られる。現代の環境では、湿度と食物源がある地下室、浴室、台所、屋根裏、保管場所などに生息することが多い。人をかんだり、人の病気を媒介したりすることは知られていないが、書籍、紙類、壁紙、衣類、乾燥食品に損害を与えるため、家庭、図書館、博物館における害虫となる。

分類・進化・近縁種

シミは、歴史的にはしばしば Thysanura と呼ばれた集合に置かれていた原始的な無翅昆虫の一群に属する。現在の分類では関連する系統は分けられ、シミは Zygentoma に含められる。化石証拠と比較形態学的証拠から、これらの祖先は昆虫進化の非常に早い段階で分岐しており、その系統の起源は数億年前にさかのぼる。近縁のイシノミ類や、洞窟に適応した無眼の形態も発見されている。たとえば、盲目で洞窟適応的な種、またはその近縁種が、2006年にカリフォルニア州のセコイア国立公園から報告された。

予防・管理・よくある区別

発生予防の中心は、湿度を下げ、食物源をなくし(乾燥食品や保存資料を適切に保管する)、すき間やひび割れを封じ、保管場所の清潔さを保つことである。必要に応じて、粘着トラップ、物理的除去、珪藻土、標的型の殺虫処理によって個体数を減らせる。動きの速さがゲジに似ていても、シミは真の昆虫であり、捕食性であるムカデ類のような多足節足動物と混同してはならない。

参考資料と関連項目

関連項目

著者

AlegsaOnline.com シミ(Lepisma saccharina)の特徴・生態・人との関わり

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/90475

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