タンジェロ:ミカン類とグレープフルーツ/ポメロの交雑柑橘
タンジェロは、タンジェリン(マンダリン)とグレープフルーツまたはポメロを祖先にもつ交雑柑橘。甘味と酸味の調和、ゆるくてむきやすい果皮が特徴で、ミネオラなどの品種が商業栽培されている。
概要
タンジェロは、甘味と酸味のバランスが評価される交雑柑橘である。マンダリン系のオレンジと、グレープフルーツやポメロなどのより大きな柑橘を交配して作られる。中くらいの大きさの果実となり、マンダリンの香りや皮のむきやすさと、大型柑橘の果汁の多さ、際立った酸味をあわせもつ。生食で広く楽しまれるほか、ジュース、サラダ、デザートにも用いられる。
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3 画像特徴
タンジェロは一般に円形からやや洋ナシ形で、品種によって差はあるものの、直径はおよそ9センチメートル(約3.5インチ)であることが多い。果皮は比較的ゆるく薄いためむきやすく、手軽に食べられる果物として人気がある。果肉は果汁に富み、穏やかな酸味で引き締められた甘味をもつ傾向がある。種子の数は品種によって異なる。果皮の色は、栽培条件や品種により濃い橙色から赤みを帯びた橙色まで変化する。
歴史と開発
柑橘の育種家は、異なる柑橘種の望ましい特性を組み合わせる試みのなかで、20世紀初頭に初めてタンジェロを作出した。一方の親は通常、マンダリンまたはタンジェリン(マンダリンを参照)であり、もう一方はグレープフルーツまたはポメロ(グレープフルーツ/ポメロを参照)である。こうした交雑種としての性質は園芸学の文献でも一般に記されている(交雑種)。「タンジェロ」という名称は、タンジェリンとポメロ/グレープフルーツの系統を反映している。
栽培と利用
タンジェロは、柑橘栽培が盛んな亜熱帯および温暖な温帯地域で栽培される。多くの生産地では涼しい時期に収穫されるため、多くの市場で冬の定番果実となっている。生食、搾汁、マーマレードのほか、フルーツサラダや焼き菓子にも利用される。皮をむきやすく香りがよいことから、子ども向けや間食用としても好まれる。
品種と特記事項
- ミネオラ:最もよく知られるタンジェロ品種の一つ。フロリダで初めて商業栽培され、1931年に導入された。首のようにくびれた独特の形と、力強い風味が評価される(ミネオラ)。
- アグリおよびオーランド:タンジェロに似た果実には、ほかにも名称や品種がある。品種名や特性は国や育種計画によって異なりうる。
タンジェロは、タンジェリンとグレープフルーツの中間的な位置を占める。グレープフルーツより甘く皮をむきやすい傾向がある一方、多くのマンダリンより大きく、果汁も多い。この柑橘類のグループに関する一般的な情報は、果実に関する資料(果実)や園芸の手引き(交雑種)を参照。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com タンジェロ:ミカン類とグレープフルーツ/ポメロの交雑柑橘 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/96264