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28978 イクシオン:カイパーベルトの冥王星族天体

28978 イクシオンは、2001年に発見されたカイパーベルト天体および冥王星族天体である。海王星と2:3の共鳴軌道にある大きな太陽系外縁天体で、準惑星の可能性もあり、神話上のイクシオンにちなむ。

28978 イクシオンは、カイパーベルトに位置する太陽系外縁天体である。2001年5月22日に発見され、当初は仮符号2001 KX76が与えられた。観測者はイクシオンを、海王星と2:3の軌道共鳴状態にある天体群である冥王星族天体と特定しており、このグループで知られる比較的大きな天体の一つとみなしている。

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軌道と分類

イクシオンは、海王星が3周する間に2周するという点で冥王星に似た軌道をたどり、このため冥王星族天体に分類される。この共鳴関係は、その軌道を長期的に安定させることに寄与する。太陽からの平均距離はほかの冥王星族天体が占める領域の近くにあり、公転周期は数世紀のオーダーである。その大きさと丸みを帯びている可能性の高い形状から、一部の研究者はイクシオンを準惑星に該当しうる太陽系外縁天体の一つに挙げている。

物理的特徴

イクシオンは遠方にあり暗いため、その大きさと表面の直接測定には限界がある。熱放射および反射光の観測は、直径が数百km規模であることを示す。多くの推定では約800kmとされるが、公表されている値は仮定する表面反射率によって異なる(大きさとアルベドの推定)。測光研究では振幅の小さい光度曲線が示されており、比較的球形に近い形状、またはアルベド変化が小さい表面のいずれかを示唆する。分光データは中程度に赤い色と弱い近赤外線の特徴を示しており、少量の水氷またはほかの揮発性物質の氷の存在を示す可能性がある。

発見、名称と番号

イクシオンは外太陽系のサーベイ中に2001年5月22日に発見され、軌道が十分に確定した後、小惑星番号28978を付与された(発見記録)。その後、古代の資料で罰を受けた王として登場するギリシア神話の人物イクシオンにちなみ命名された(神話上の由来)。正式に命名される以前は、仮符号2001 KX76で知られていた。

科学的重要性と観測

比較的大きな冥王星族天体であるイクシオンは、共鳴状態にある太陽系外縁天体の集団と、外太陽系を形作った過程の研究に役立つ。可視光と赤外線にわたる観測、ならびに時折行われる熱測定は、その大きさ、アルベド、自転周期、表面組成の推定を改善するために用いられる。継続的な監視は、衝突史、表面進化、遠方の小天体における揮発性物質の分布の理解に貢献する(カイパーベルトの文脈)。追加の対象を絞った観測や宇宙からの研究により、イクシオンが準惑星であるかどうかに関する制約がさらに厳密になる可能性がある(準惑星候補としての位置付け)。

主な事実と特徴

  • イクシオンは冥王星族天体であり、海王星と2:3の共鳴を共有する(冥王星族天体の分類および軌道共鳴の解説)。
  • 冥王星族天体のうち最大級、またカイパーベルト天体の中でも比較的大きな天体の一つにしばしば位置付けられる。
  • 仮符号は2001 KX76であり、恒久的小惑星番号28978を持つ(符号記録)。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com 28978 イクシオン:カイパーベルトの冥王星族天体

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/112767

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