『ニュースーパーマオリオブラザーズ2』は、2012年に発売されたプラットフォーマーゲームである。シリーズの流れを汲む作品で、2006年に発売されたニンテンドーDS用の『Newスーパーマリオブラザーズ』や、2009年発売のWii用『ニュースーパーマリオブラザーズWii』と同系列に位置づけられるタイトルである。日本では2012年7月28日にニンテンドー3DSで発売され、ヨーロッパでは2012年8月17日、北米では2012年8月19日に発売された。
発売とシリーズとの関係
本作は携帯機向けのサイドスクロール型マリオ作品のひとつとして、従来作のゲーム性を踏襲しつつ新要素を導入している。続編にあたる『NewスーパーマリオブラザーズWii』(Wii U版『New スーパーマリオブラザーズ U』)は、本作の発売から約3か月後にWii Uで登場し、さらに2013年6月には拡張パック『NewスーパールイージU』がリリースされた。
特徴
- 基本は横スクロールのプラットフォーマーゲームであるマリオ作品の伝統を踏襲。ジャンプや敵を踏む、ブロックやアイテムを使った進行といった基本操作が中心。
- コイン収集を主軸にした設計が最大の特徴。ゲーム内のコイン獲得がプレイの主要なモチベーションになっており、ステージ内のコイン配置や特殊ギミックはコイン集めを意識して作られている。
- 本作で導入された新パワーアップの代表格にゴールドフラワー(ブロックや敵を金色に変え、コインを大量に得られる挙動)などがあり、コイン増加に直結する仕掛けが多数ある。
- ゲームクリア後のやりこみ要素として、総獲得コイン数を伸ばすチャレンジ性が高く評価されている。発売時には岩田悟氏とされる発言で「ゲームの目標は100万枚のコインを手に入れることだ」といった趣旨の話が伝えられた(※正しくは岩田聡氏による発言である)。
- マルチプレイ要素やダウンロードプレイなど、携帯機ならではの遊び方にも対応しているが、同シリーズの据え置き機版と比べるとマルチの仕様やボリュームに違いがあると指摘されることもあった。
評価と影響
発売後は、レベルデザインやテンポの良さ、コインを軸にした新しい遊び方が好評を得た一方で、シリーズとしての大きな革新性が少ないと感じる向きや、据え置き版と比べたときの表現・マルチプレイの差を指摘するレビューも見られた。いずれにしても、本作は「短時間でも遊びやすい携帯機向けマリオ」として、コイン収集を中心に据えた独自の遊び方を提示したタイトルとしてシリーズ内での存在感を示した。