腓骨:下腿の細い外側の骨
腓骨は、ヒトおよび多くの四肢動物の下腿にある、細く外側に位置する骨です。筋肉の付着部となり、足関節と膝の外側安定性に寄与し、骨折や骨移植において臨床的に重要です。
概要
腓骨は、ヒトおよび他の多くの四肢脊椎動物の下腿を構成する2本の長骨のうちの一つです。より大きく荷重を担う脛骨と平行に走り、下腿の外側に位置します。比較解剖学では、腓骨は四肢動物の後肢にもみられ、分類群によって大きさや形状が異なります。
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10 画像構造と関節
腓骨は通常、近位端の腓骨頭、長い骨幹、そして外果と呼ばれる目立った遠位の突出部からなるものとして記載されます。近位では近位脛腓関節で脛骨と関節し、遠位では距骨を支える外果を形成することで足関節の構成に加わります。腓骨は大腿骨や膝関節とは直接関節しませんが、膝の近くにある構造の付着部を提供します。
機能と筋付着
腓骨は下腿の主要な荷重骨ではなく、その役割は脛骨が担います。しかし、下腿と足関節の安定化、および筋肉の付着部として重要な役割を果たします。腓骨筋(長・短腓骨筋)や、ヒラメ筋および脛骨筋群の一部を含む複数の下腿・足部の筋肉が、腓骨から起始するか、または腓骨に付着します。腓骨頭には大腿二頭筋の腱や靱帯が付着し、外側の安定性に寄与します。
発生と進化
ヒトの成長過程では、腓骨は骨幹と両端の骨化中心から骨化し、小児期から青年期にかけて成熟します。進化の観点では、腓骨は四肢動物の系統を通じてみられますが、形態には変化があります。一部の鳥類や走行性哺乳類では縮小または癒合している一方、多くの爬虫類と両生類では脛骨に似た形態を保っています。
臨床的意義
腓骨骨折は一般的であり、しばしば足関節の損傷と併発します。総腓骨神経(腓骨神経)は腓骨頸の周囲を回るため、この部位の外傷は神経機能に影響し、感覚の変化や足背屈の筋力低下を生じることがあります。腓骨は長さがあり、比較的採取しても影響が少ないことから、再建手術では骨移植片の供給源としても頻繁に用いられます。
区別と主な事実
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 腓骨:下腿の細い外側の骨 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/34179