概要 — 新アメリカ聖書は、英語を用いるカトリック信徒のために編まれた英語版ローマ・カトリック聖書訳である。聖書の本文はカトリックの聖書学者と編集者のチームによって準備され、1960年代から1970年代にかけて段階的に刊行された。本文には、理解を助けるための序文、脚注、その他の学習用資料が付されている。

主な特徴

この翻訳は、聖書の原語であるヘブライ語、アラム語、ギリシア語を基にし、第二正典を含むカトリック正典を採用している。主な特徴は次のとおりである。

  • 読みやすさを重視した、明快で現代的な英語表現
  • カトリックの読者を意識した、詳細な学術注記と書物ごとの序文
  • 英語圏のカトリック共同体における個人学習と公的礼拝の双方での使用

歴史と発展

この作業の一部、特に新約聖書は1960年代に公表され、完全版は1970年ごろに登場した。翻訳は、米国のカトリック系学術団体と司教団の監督のもとで進められた。その後の数十年にわたり、聖書学の進展と用語の変化を反映するため、改訂と更新が行われた。

改訂、使用、重要性

後年の版は、古代文書への忠実さと現代の読みやすさとのバランスを取ることを目指し、21世紀には注目すべき改訂版が現れた。新アメリカ聖書は、米国における主要な英語カトリック訳として機能し、典礼用朗読配分や学習資料にも影響を与えてきた。注記と序文が充実しているため、教理教育や大学レベルの講義でもよく選ばれる。

区別点と特記事項:多くのプロテスタント訳と異なり、新アメリカ聖書には第二正典と、カトリックの伝統を反映した編集資料が含まれる。なお、認可された英語訳の一つに数えられ、制作にはカトリックの学者、司教、出版団体の協力が関わった。関連する概要として、ローマ・カトリック訳英語も参照されたい。