乾いた土地の面積については砂漠を参照してください。

デザートとは

デザートとは、昼食や夕食の後に供されることが多い甘味の料理・菓子の総称です。一般的には、アイスクリーム、クッキー、ケーキなどの甘い食品を指しますが、国や地域、家庭の習慣によっては、ブリーチーズのようなチーズフルーツの組み合わせがデザートとされることもあります。飾り付けされたバースデーケーキのような華やかなものから、プリンやプディングのような素朴でシンプルなものまで、形態は多様です。多くはオーブンで加熱する「ベイクド」製法ですが、冷やして固める、揚げる、蒸すなどさまざまな調理法が用いられます。仕上げにホイップクリームやソース、フルーツ、ナッツを添えることが多いです。

用語の補足:日本語で「デザート」は英語のdessert(デザート)を指しますが、発音が似ている「desert(砂漠)」とは意味が異なります。上の最初の行にある砂漠は気候や地理を指す語で、食後の甘味とは無関係です。

主な種類と特徴

  • 焼き菓子:ケーキ、パイ、タルト、ビスケットなど。小麦粉・卵・砂糖・バターを主材料に焼いて作る。
  • 冷菓:アイスクリーム、ジェラート、シャーベットなど。冷凍・冷却して提供する。
  • 蒸し・凝固系:プリン、カスタード、ゼリー、豆花(トウファ)など、加熱や冷却で固める。
  • 揚げ菓子:ドーナツ、チュロス、ベニエなど。外はカリッと、中はふわっとした食感が特徴。
  • 伝統菓子・和菓子:羊羹、どら焼き、団子など、米や餡を使ったもの。
  • 果物を使ったもの:フレッシュフルーツ、コンポート、フルーツタルトなど。自然の甘みが活かされる。
  • チーズや塩味を活かしたもの:チーズケーキのように塩味や酸味を取り入れたデザートも一般的。

調理法・味わい・盛り付け

デザートは食感(サクサク、しっとり、なめらか、クリーミーなど)や温度(温製・冷製)で多様な楽しみ方ができます。香りづけにバニラ、チョコレート、スパイス(シナモン、ナツメグなど)、リキュールを用いることが多く、ソースやフルーツ、ナッツ、粉糖、アイシングで見た目を整えます。量は一人分が小さめに提供されることが多く、食後の満足感を高める役割を果たします。

健康・食事制限への配慮

近年は糖質制限・低カロリー・ヴィーガン(乳製品・卵不使用)・グルテンフリーなど、食事制限や嗜好に合わせたデザートが増えています。代替甘味料や植物性ミルク、米粉・アーモンド粉などを使うことで、より幅広い人が楽しめるようになっています。

世界の代表的なスイーツ

以下は地域別に知られる代表的なデザートの一例です。

  • フランス:クレームブリュレ、タルトタタン、マカロン
  • イタリア:ティラミス、ジェラート、カンノーロ
  • アメリカ:チーズケーキ、ブラウニー、アップルパイ
  • イギリス:スティッキートフィープディング、トライフル、スコーン(クリームティー)
  • 中東:バクラヴァ、クナーフェ(カダイフを使った菓子)
  • インド:グラブジャムン、ジャレビ、クルフィ(アイスの一種)
  • 日本:和菓子(羊羹、どら焼き、団子)、抹茶を使った菓子、洋菓子のバリエーション
  • 中国・香港:月餅、エッグタルト、豆花(トウファ)
  • ラテンアメリカ:フラン(カスタードプリン)、チュロス
  • オーストリア:ザッハトルテ、リンツァートルテ

このように「デザート」は世界中で多様な形で親しまれており、文化や地域の食材・習慣を反映した幅広いバリエーションがあります。家庭のデザートから職人の作る伝統菓子、レストランのコース料理の締めくくりまで、その楽しみ方は多岐にわたります。