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提睾筋:解剖、機能、提睾反射

精巣と精索を包む薄い骨格筋層。体温調節や保護のために精巣を挙上し、提睾反射に関与する。

概要

提睾筋は、筋肉からなる薄い骨格筋の層で、精巣および精索を覆っている。鼠径管の壁の一部を形成し、腹壁の内腹斜筋と連続している。主な役割は、温度変化や特定の触覚刺激に応じて、陰嚢内の精巣を上下させることである。

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解剖と神経支配

提睾筋の筋線維は胎児発生の過程で精巣とともに下降し、精索および精巣鞘膜を取り囲む鞘を形成する。運動神経の支配は主として陰部大腿神経の陰部枝が担い、反射経路への感覚入力は通常、腸骨鼠径神経によって伝えられる。しばしば提睾筋動脈と呼ばれる小動脈が筋に伴走し、精索への血液供給に寄与する。

機能と反射

提睾筋は体温調節のため、寒いときには精巣を体に近づけて挙上し、暖かいときには弛緩する。また、防御的な退避にも働く。大腿内側をなでることで誘発される提睾反射では、同側の陰嚢が挙上する。この反射は、脊髄節および末梢神経の機能が保たれているかを臨床的に評価するために用いられる。

臨床的意義

  • 反射の欠如または左右差は、L1~L2における神経学的損傷や精巣捻転などの状態を示すことがある。
  • ヘルニア修復術を含む鼠径部の外科処置では、神経または血管の損傷を避けるため、提睾筋の筋線維を考慮しなければならない。
  • 女性では相当する組織はしばしば痕跡的であり、子宮円索に関連している。

英語名はギリシア語に由来し、「つるす」を意味する他動ギリシア語動詞、すなわちκρεμάννυμιにさかのぼる。この語源は、陰嚢内で精巣をつり下げ、その位置を調節する筋の役割を反映している。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com 提睾筋:解剖、機能、提睾反射

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/24083

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