立方メートル(記号 m³)は、国際単位系(SI)における体積の導出単位である。定義上は、各辺が1メートルの立方体が占める体積を表す。単位名は一般に「立方メートル」と書かれ、米国英語では cubic meter とも表記される。SIで推奨される表記は、上付き文字を用いた m³ である。
定義とよく使われる換算
1立方メートルは1,000リットル(1 m³ = 1,000 L)に等しく、1,000,000立方センチメートル(1 m³ = 1,000,000 cm³)にも等しい。リットルはSIで使用が認められている非SI単位であるため、参照されることが多い。SIの概要はSI単位、リットルについてはリットルを参照。
特徴と実用上の関係
- 幾何学的意味:1 m × 1 m × 1 m の立方体。
- 質量との関係:通常の温度条件では、純水約1,000キログラムにほぼ相当する(しばしば1 m³あたり1トンと丸められる)。
- 別名:キロリットル(kL)は数値的に1 m³と等しい。stère は薪の束積みに歴史的に用いられたが、SI単位ではない。
- よく見られる非SI略号:輸送や物流では cbm や CBM が使われることがあるが、SI記号ではない。
歴史と用法
立方メートルは、19世紀にメートルが長さの基本単位として採用されたことに伴って自然に生まれ、SIの成立とともに体積のSI単位として定式化された。工学、建設、輸送、流体の流れ、資源報告(たとえば天然ガスや水の体積)などで広く使われている。
例と区別
実用例としては、小さな物置が12 m³程度、一般的な20フィート海上コンテナの内部容量は約33 m³、2 m × 3 m × 4 m の部屋は24 m³(24,000 L)となる。重要な区別として、数値と単位の間にスペースを置く正しい表記(例:5 m³)や、stère や cbm のような名称・略号は非SIであり、特定の業界や地域で用いられることがある点が挙げられる。