金版:ジョセフ・スミスとモルモン書の起源
金版は、ジョセフ・スミスが天使から示され、モルモン書へ翻訳したと述べた金属板。末日聖徒運動の起源において中心的な位置を占め、歴史家の間では論争の対象でもある。
「金版」とは、末日聖徒運動の信奉者によれば、天使によってジョセフ・スミスに渡され、『モルモン書』の原資料となった一組の金属板を指す。末日聖徒の伝承では、これらの板には未知の文字が刻まれており、スミスが英語に翻訳したことで、この運動の基礎となる聖典の一つが生まれたとされる。金版は、信仰、研究、そして運動初期の歴史をめぐる論争の焦点となっている。
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8 画像記述と伝えられる特徴
ジョセフ・スミスと初期の信奉者による同時代の記録では、金版は金、または金色の薄い金属板を束ねたもので、文字が刻まれていたと説明される。証人たちは、その重量を相当に重いが持ち運び可能なものとさまざまに述べ、文字についても見慣れないものとした。スミスは後に、この文字を「改革エジプト文字」の一形態と呼んだ。金版は輪で綴じられ、翻訳過程の記録で解釈のための器具とされる「ウリムとトンミム」と呼ばれる石で覆われていたとされる。
起源の物語と翻訳
スミスの説明によれば、彼は1820年代に初めて天使の訪問を受け、その天使から丘の中腹に埋められた金版の所在を知らされた。スミスは準備の期間を経て金版を取り出し、その内容を超自然的な手段によって英語に翻訳したと報告した。この手段は、時に見者の石、またはウリムとトンミムの使用として説明される。翻訳は『モルモン書』として出版され、形成途上にあった運動の中心的な文書となった。
証人と証言
初期の支持者のうち、後に金版を見た、または手に取ったとする正式な声明を出した人々は、複数の集団としてまとめられている。これらの声明は総称して「三人の証人の証言」および「八人の証人の証言」と呼ばれ、『モルモン書』の版に収録されている。これらの証言は信者の間で現在も影響力を持ち、歴史研究や弁証的文献でしばしば論じられている。
歴史的受容、論争、現在の状況
研究者や批判者は幅広い解釈を提示している。伝統的な信者は金版とその翻訳を文字どおりの歴史的出来事と捉える一方、他の研究者は、これらの説明を宗教的体験、あるいは19世紀の宗教的創作とみなす。スミスは、翻訳後に金版を天使へ返したと報告しており、現代に物理的な金版を調べることはできない。このため科学的な検証は不可能であり、議論は文書、証言、文化的証拠に焦点を置く傾向がある。
意義と文化的影響
金版を歴史的遺物と理解するか、あるいは宗教の根本的主張と理解するかにかかわらず、その物語は末日聖徒運動のアイデンティティ、神学、図像に永続的な影響を与えてきた。金版への言及は、教会美術、文学、米国の宗教史に関する公開討論に現れる。この運動の起源と文書についてのさらなる背景は、ジョセフ・スミス、天使による訪問の記録、モルモン書に関する資料を参照。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com 金版:ジョセフ・スミスとモルモン書の起源 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/39506