スター・トレック(2009年映画)—J・J・エイブラムス監督のリブート完全ガイド
J・J・エイブラムス監督『スター・トレック』(2009)完全ガイド。リブートの制作背景、タイムトラベルによる設定変更、主要キャラ・名シーンを詳しく解説。
スター・トレック』は、J・J・エイブラムス監督、パラマウント・ピクチャーズ制作の2009年公開のSF映画。これは、オリジナルのスタートレックのテレビシリーズのリブートである。タイムトラベルによりストーリーの大幅な変更が可能なため、クリエイターは既存のカノンに忠実でありながら、新しい方向にフランチャイズを展開させることができた。
映画は、オリジナル・シリーズの登場人物たちが、エンタープライズ号で初めて出会い、集合するところから始まります。彼らは共に、未来から来たロミュラン、ネロと戦わなければならない。
あらすじ(概略)
物語は未来から来たロミュランの復讐者ネロ(エリック・バナ)が起こした時間的事故により、オリジナルの歴史とは異なる“別の時間軸”が生まれることから始まります。若き日のジェームズ・T・カークとスポックを中心に、彼らがどう出会い、信頼を築き、クルーとして結束していくかが描かれます。ネロの目的と手段は壮大で、宇宙規模の脅威に対して新生エンタープライズの乗組員たちが立ち向かうという流れです。
主なキャストとスタッフ
- ジェームズ・T・カーク:クリス・パイン(若き日のカーク)
- スポック:ザカリー・クイント(若き日のスポック)、レナード・ニモイ(長年のスポックとしてカメオ出演)
- レナード・“ボンズ”・マッコイ:カール・アーバン
- ウフーラ:ゾーイ・サルダナ
- サールー(スールー):ジョン・チョー
- モンゴメリー・“スコッティ”・スコット:サイモン・ペッグ
- パヴェル・チェコフ:アントン・イェルチン
- ネロ:エリック・バナ
スタッフ面では、監督はJ・J・エイブラムス、脚本はロベルト・オルシ、アレックス・カーツマンらが参加。撮影監督はダニエル・ミンデル、音楽はマイケル・ジアッキーノが担当し、従来作を踏襲しつつ新しいサウンドを構築しました。
制作の背景とリブート方針
製作チームはオリジナルの精神(友情、探検、倫理的ジレンマ)を尊重しながら、現代の映画観客に訴えるキャラクター描写やアクション、視覚表現を導入しました。タイムトラベルという設定は、既存ファンの知るカノンを壊すことなく新しい物語を展開するための有効な手段として用いられ、結果的に“別時間軸”(後にファンの間で「ケルヴィン・タイムライン」と呼ばれる)を生み出しました。
ビジュアルと音楽
映像面ではモダンなCGとミニチュア的な物理感を両立させる演出が採られ、撮影ではいわゆる“レンズフレア”などエイブラムスらしい演出も目立ちます。サウンドトラックはマイケル・ジアッキーノが手掛け、アレッサンドロ・コルベッティ(注:既存のテーマを踏襲する編曲)などのモチーフを取り入れつつ、映画のドラマ性を強調する新たな楽曲が高く評価されました。
評価と興行成績
公開後、映画は批評家・観客ともに概ね好評を得ました。若いキャストの起用やテンポの良い物語、視覚効果、音楽が称賛される一方で、従来のファンの間ではカノン変更に関する議論も起きました。商業的にも成功を収め、製作予算(約1.5億ドル)を大きく上回る世界興行収入(約3.8億ドル)を記録し、これがシリーズの再活性化と続編制作につながりました。
テーマと影響
本作の中心テーマは「起源」と「関係性の形成」です。若き日のカークとスポックが互いに異なる価値観を持ちながらも協力関係を築いていく過程が丁寧に描かれ、リーダーシップや自己犠牲、運命と選択の問題といった古典的なスタートレックのテーマが現代的な語り口で再提示されました。映画の成功はフランチャイズ再評価の契機となり、その後の2作の続編制作(2013年、2016年)へとつながります。
続編と遺産
このリブート版の成功により、同じキャストとクリエイティブチームによる続編が制作され、シリーズとしての新たな展開が続けられました。さらに、本作は若い世代の観客をスタートレックに引き込み、テレビや映画を通じた新たなメディア展開の基盤を築きました。
視聴のポイント
- オリジナルシリーズを知っているとニヤリとする要素が多数あるが、初見でも楽しめる構成。
- 人物描写(特にカークとスポックの関係)に重点が置かれている点に注目。
- 映像表現やサウンドデザインが現代映画らしい作りになっているため、大画面での鑑賞がおすすめ。
総じて、J・J・エイブラムス版『スター・トレック』(2009年)は、オリジナルの精神を尊重しつつ新しい観客層を獲得したリブート作品として、フランチャイズの重要な転換点となった作品です。
発売日
| 国名 | プレミア |
| 2009年5月6日 | |
| 2009年5月6日(仏語圏) | |
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| 2009年5月7日(ドイツ語圏) | |
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