西オーストラリア大学(UWA)は1911年2月に開校しました。西オーストラリア州では最も古い大学であり、設立根拠となる法律は1911年に制定された西オーストラリア州大学法(University of Western Australia Act 1911)です。この法律に基づき、大学は上院(Senate)によって統治され、上院は学則や規程を定め、これらは大学のカレンダー(University Calendar)に記載され公開されています。
UWAは研究重視の総合大学として国内外で高い評価を受けており、研究・教育の両面で強固な実績を持っています。医学、生命科学、地球科学(特に鉱業・資源関連)、農学、工学、人文社会学など広範な分野で教育・研究を行っており、産業界や政府との連携も盛んです。オーストラリアの主要研究大学グループの一つである「Group of Eight」に属し、国際共同研究や留学プログラムも多く展開しています。
歴史的にも優れた人材を輩出しており、これまでに約100名近くのローズ奨学生を出しています。また、ノーベル賞受賞者のバリー・マーシャルをはじめとする著名な研究者・卒業生を有します。UWAは国際交流にも力を入れており、国際連携ネットワークへの参加や学生交換、共同研究プロジェクトを通じて世界中の大学と連携しています。加えて、20世紀に設立された唯一の大学として、「Matariki Network of Universities」には最年少メンバーとして加盟しています。
キャンパスはパース中心部に近いスワン川沿いのクロウリー(Crawley)に位置し、美しい自然環境と歴史的建造物が調和した広大な敷地を有します。象徴的なウィンスロップ・ホール(Winthrop Hall)や複数の研究施設、図書館、ギャラリー(Lawrence Wilson Art Gallery など)を備え、学生生活・文化活動も活発です。学生数は学部生・大学院生を合わせて数万人規模で、国内外から多様な学生が学んでいます。
教育・研究の質向上のための奨学金、産学連携プログラム、キャリア支援、留学生サポート体制も整っており、学術的な挑戦を支える環境が整備されています。西オーストラリア大学は、地域社会や国際社会への貢献を重視しつつ、今後も研究と教育の両面でリーダーシップを発揮していく大学です。
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