MRTウッドランズ・サウス駅TE3 シンガポール・トムソン・イーストコースト線の概要とアクセス
MRTウッドランズ・サウス駅(TE3)は、シンガポール・ウッドランズに位置するトムソン-イーストコースト線の地下駅で、MRTネットワーク北部の住宅地と都心部を結ぶ役割を担います。駅はクライスト・チャーチ・セカンダリー・スクールの真下、シンガポール・スポーツ・スクールの近くにあり、計画段階では99560として示されていましたが、現在は営業中の主要駅です。
この駅からスプリングリーフ駅までの区間は、トムソン-イーストコーストラインの中で最長のトンネル区間で、中央集水地帯の地下を長距離で結びます。
2020年1月31日に開業した当初は、トムソン-イーストコースト線の暫定的な南側終着駅として機能しました。その後の第二期開通に伴い、Caldecottが終着駅として機能することになります。さらにその後の延伸により都心・マリーナ湾方面まで直通運転が行われ、路線全体の利便性が高まりました。
駅の概要
- 路線・駅コード: トムソン・イーストコースト線(TEL)・TE3
- 駅の位置: Woodlands Avenue 1とChampions Way周辺、クライスト・チャーチ・セカンダリー・スクール直下
- 構造: 地下駅・島式ホーム(2線)
- 安全・快適設備: 可動式ホーム柵、空調の効いたプラットフォーム、CCTV、防火設備
- バリアフリー: エレベーター、エスカレーター、点字ブロック、多目的トイレなど
- 出入口: 学校側・住宅街側など複数の出入口を設置し、雨天でも移動しやすい動線を確保
アクセスと乗り換え
- 鉄道乗り換え: 1駅北のWoodlands(TE2)でノースサウス線(NSL)に乗り換え可能。NSL・TELの相互利用で北部から都心・マリーナ湾方面へスムーズに移動できます。
- バス接続: 駅周辺のWoodlands Avenue 1沿いにバス停があり、ウッドランズ地域内外へアクセス可能。広域のバスターミナルを利用する場合はWoodlands駅での乗り換えが便利です。
- 自転車・徒歩: 出入口周辺に歩道や横断施設が整備され、周辺住宅街からの徒歩アクセスが容易。自転車駐輪スペースが設けられている場合があり、短距離移動との組み合わせにも適しています。
- 運行間隔: 日中はおおむね数分間隔で運転。初電・終電や所要時間は曜日・時間帯で変わるため、最新の運行情報は公式案内や交通アプリで確認してください。
周辺施設と利便性
- 教育施設: クライスト・チャーチ・セカンダリー・スクール、シンガポール・スポーツ・スクールなどへの通学・通勤に便利
- 医療・公共施設: ウッドランズ地域の医療・公共サービスへのアクセス拠点として機能
- 住宅街: Woodlands SouthエリアのHDB団地や近隣商店、生活利便施設に近接し、日常の移動に適した立地
- レクリエーション: 中央集水地帯や周辺の緑地へのアクセスにより、ジョギングやサイクリングなどの余暇活動にも利用しやすい駅です。
利用のヒント
- 都心方面(オーチャード、マリーナ湾方面)へはTELの直通列車が便利。北部各地へはWoodlandsでNSLに乗り換えると所要時間の選択肢が広がります。
- 混雑時間帯は発車本数が増える一方、駅や列車が込み合うため、時間に余裕をもった移動をおすすめします。
- 運賃や運行ダイヤは変更されることがあるため、出発前に最新情報を確認してください。
歴史
この駅は、2012年8月29日に当時の運輸大臣Lui Tuck Yewが初めて発表しました。
この駅の建設に関わる契約T205は、2013年8月23日にWoh Hup Private Limitedに発注された。駅の建設費は1億4,400万シンガポールドル 2014年初頭に建設が開始された。
同駅は、TELの第1期工事として2019年末に開業する予定でした。しかし、その後、同駅の開業は2020年1月31日に変更された。
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運行中の路線で、斜体で表示されている駅は、未開通または計画中のため未確定です。 |