モンスターVSエイリアンは、ドリームワークス・アニメーションとパラマウント・ピクチャーズが製作した2009年のアメリカのコンピュータ・アニメーション3D映画です。制作時点から直接ステレオスコピック3Dフォーマットで制作された最初の大規模なコンピュータアニメーション長編のひとつであり、完成後に3D変換を行うのではなく当初から立体表現を前提に作られた点が大きな技術的特徴です。このため、製作費は当初より約1,500万ドル増加しました。
あらすじ(簡潔)
物語は、ごく普通の女性スーザン(結婚式当日に隕石に襲われ巨大化してしまう)が主人公です。巨大化したスーザンは「ジノルミカ」と名付けられ、秘密の軍施設に収容され、そこに集められた様々な“モンスター”たちとともに、地球を脅かす宇宙からの脅威に立ち向かいます。コミカルで家族向けのアクションと、友情や自己受容といったテーマを兼ね備えたエンターテインメント作品です。
キャスト(主な声優)
モンスターVSエイリアンには、リース・ウィザースプーン、セス・ローゲン、ヒュー・ローリー、ウィル・アーネット、コンラッド・バーノン、レイン・ウィルソン、キーファー・サザーランド、スティーブン・コルバート、ポール・ラッドなど多彩な声優陣が参加しています。主要キャラクターには、巨大化した女性主人公や、記憶喪失のゼリー状生命体、天才的だが奇怪な科学者、原始的だが力強い“ミッシング・リンク”、巨大な昆虫型モンスターなどが含まれ、声優たちが個性豊かに演じています。
制作とスタッフ
監督はロブ・レターマン(Rob Letterman)とコンラッド・バーノン(Conrad Vernon)が務め、ドリームワークスの大型プロジェクトとして企画・製作されました。前述の通り、3D表現を最初から念頭に置いた制作手法を採用した点が注目され、視覚効果やカメラワーク、演出面で立体視を活かす工夫が随所に見られます。
公開・メディア展開
本作は当初2009年5月公開予定でしたが、公開日が前倒しされ2009年3月27日に劇場公開されました。北米では2009年9月29日にDVDとBlu-rayが発売され、家庭用メディアでも立体映像や特典映像を含む形でリリースされました。
反響と派生展開
公開後は興行的にも一定の成功を収め、幅広い年齢層から支持を受けました。批評家からはユーモアや3D表現、声優陣の演技が評価される一方で、物語の深さについては賛否が分かれました。映画の世界観を活かしたテレビスペシャルや短編、派生のテレビシリーズなどのメディア展開も行われ、フランチャイズ化が図られました。
備考
- 技術面:本作は3Dネイティブ(制作時から3D)でのCG映画としての先駆的事例の一つであり、ステレオスコピック表現を想定した撮影・ライティング・アニメーションが行われています。
- 音楽・スタッフ:映画音楽やアートワークにもプロのスタッフが参加し、ファミリー向けのダイナミックな演出が施されています。
- 関連作:映画公開後に短編やテレビスペシャル、テレビシリーズなどの関連コンテンツが制作され、キャラクターたちの人気を支えました。
以上は本作の概略と主な特徴です。作品の詳細なスタッフリスト、興行収入、受賞歴や各国での公開日といった具体的な数値や日付は、必要であればさらに追記・参照できます。