1月(Jan.)は、ユリウス暦とグレゴリオ暦における1年の最初の月であり、12月(前年)と2月(当年)の間に位置します。日数は31日で、グレゴリオ暦への改暦後も変わっていません。
由来と歴史
「1月」はラテン語の Ianuarius に由来し、ローマ神話の門と始まりを司る神 ヤヌス(Janus) の名にちなみます。古代ローマの暦では当初3月が年の始まりとされていましたが、後に1月が年の先頭に移されました。紀元前1世紀のユリウス暦改革によって月の配分が確定し、その後のグレゴリオ暦でも1月の長さ(31日)は引き継がれています。
日数と曜日の規則性
1月は常に31日で、閏年・平年のいずれでも日数は変わりません。曜日の対応についてよく知られている関係は次の通りです。
- 1月は、平年では10月、閏年では4月と7月と同じ曜日に開始します(例:2023年は平年で、1月1日と10月1日は同じ曜日)。
- 1月の最終日は、平年では2月と10月、閏年では7月と同じ曜日になります(例:1月31日と2月28日・10月31日は同じ曜日)。
これは1年が365日(平年)であることや、閏年の1日分のずれが特定の月の曜日に影響することから生じます。
主な行事・文化的意義
- 元日(1月1日):多くの国で新年の祝日。日本をはじめ世界各地で年始の行事が行われます。
- 日本の公的祝日では、成人の日が1月の第2月曜日に定められており、成人式が行われます。
- キリスト教の祝日では、公現祭(エピファニー)が1月6日にあたる国があります。正教会暦(ユリウス暦)を使う教会では、暦の差により1月7日にクリスマスを祝う場合があります。
- アメリカ合衆国では1月の第3月曜日が Martin Luther King Jr. Day として祝われます。
- 北半球では1月が冬の真っ只中であるため、冬の祭りやスポーツ(スキーなど)が盛んです。南半球では真夏にあたります。
天文・暦学上の補足
- 地球が太陽に最も近づく近日点は通常1月上旬(おおむね1月3日頃)に発生します。これは1月が寒い理由ではなく、地球の軌道傾斜と季節は密接に関連していません。
- 星座では一般的に、占星術上の区分で山羊座(Capricorn)が1月の前半、水瓶座(Aquarius)が1月20日頃から始まります(年・体系により境界日が異なります)。
利用上のメモ
暦の計算や曜日の推定を行う際、1月は年の最初に位置するため元日が何曜日かを基準にその年全体のカレンダーを把握しやすい月です。グレゴリオ暦では閏年の規則(4で割り切れる年は閏年、ただし100で割り切れる年は平年、400で割り切れる年は閏年)に従って2月の日数が変わるため、1月以降の月曜日・日曜の配列に影響を与えます。



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